ミドル世代の話題は「健康」「同級生の話」「子の成長」そして「定年」

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毎月、第2土曜日の夜に、親父たちが集まり飲み会を行っている。メンバーは同じ地域で小中高も一緒だった友人だけ、お互い気を遣うことなく飲めるので楽な会だ。昔は、酒も入っているから口論もあったりしたが、35年間も続いているから不思議な仲間だ。

若い頃は、ドライブ、ボーリング、ゴルフ、磯釣りも良くやった。年に1回、各々家族をつれてキャンプ場でテントを張り、昼間からビールを飲みBBQを楽しんだものだ。現在は、子育てもだいぶ落ついて、奥さん同伴の飲み会も年に1、2度は催しているよ(皆、愛妻家♡)。6月には東北地方に旅行を計画していて、兄弟以上に仲の良い友人たちである。

(画像は、2016年北陸旅行)

昨夜がその月一定例の飲み会、酒の肴はバラエティー豊かである。

まずは、みんなで乾杯し、健康に関すること。この歳になるとどうしてもこの話題は避けては通れない。

現在の会員は11名で、一見皆、健康そうにみえるが、半分くらいは、何らかの病気を抱えている。当人は、自慢のつもりはないが、「病気自慢」が始まったのである。「血圧」「血糖」「脂肪」の数値が標準値を越している等々、病名を書くと気が滅入ってしまうので、ここでは書けぬ。読者の想像にお任せします。

来月は、5年毎に1度の中学校時代の同窓会が開催される。成人式から始まったので、20歳、25歳、30歳、35歳、40歳、45歳、50歳、今年で55歳。今回で8回目になる。それで他の同級生の話題になり、「〇〇覚えているか?」「覚えているよ、〇〇と付き合っていた子だろう」と女子の話で盛り上がるのだ。

「〇〇は、吉永小百合のようだったな」とか言うヤツもいる。確かにキレイではあったが、それはちょっと言い過ぎである。「再婚したらしいぞ」とかの個人情報まで出てくるのだ。「お前良く知っているな~ストーカじゃねか~」とまるで中学生に戻ったような会話。

夜の9時半から集まり、夜中の1時の3時間で、スポーツ・芸能の話題、子の話、持ち家の話、そして「定年」の話題になる。

どうしても定年という近い将来のことは皆、気になるらしい。それはそうだよね。仕事に関しては、考え方、思いはみな違う。「俺は定年したら、農業をしたい」という友人もいれば、「いったん退職し、継続で働く」「何もしない」と様々な思いが飛び交う。

「週に2、3日働いて、残りは趣味をして過ごす」という考えの友人もいる。勿論、良し悪しは無いので、討論にはならない。共感もするし、理解もし合える。

結論として、「家に籠るのではなく、趣味でも、仕事でも無理なく続けられるのをする」というのが共通の認識ではあった。そのためには、年金だけの収入では実現できないことは、皆知っているので、現在の住宅をどう活かし、副収入を得るかも考えている友人も数名はいる。

私たち世代は、さまざまな課題に向かって思考錯誤しながら生きてきた。将来のことを悲観的になって考えるのでは無く前向きに楽天的に考えている。そんな友人たちをみると、頼もしくもあり心底嬉しく思う。私もそんな仲間と一緒にいれることは、幸せに感じる。ありがとう友人たちよ、感謝しているよ。

 

 

ABOUTこの記事をかいた人

1963年生まれ 一級建築施工管理技士、介護福祉士・・・青年期は、電子工学を学びコンピュータの魅力にハマる。 成人期は、建築関連の仕事に就き、2004年に自身で設計・確認申請・施工しマイホームを建てる。中年期は、介護・福祉の現場を経て関連のセミナー講師、ブロガーとして活動。