引退する前に身体的に続けられる仕事を選ぶ

PR

本日、今月15日から誤嚥性肺炎で入院した母が退院する日であった。高齢者施設への移動で病院のソーシャルワーカーさんが手配してくれた。その介護タクシーの運転者との会話で、中高年の方に参考になるお話をしていきたいと思います。

介護タクシーの運転者をIさんとします。Iさんは、介護タクシーを12年間営むベテランドライバー。名刺を手渡され「ほー、ご夫婦でされているんですね」「ええ、良くケンカしますけどね(笑)」と軽い挨拶から会話が始まり「お仕事は忙しいですか?」私の問いかけにIさんは快く応えてくれました。

私が興味深く介護タクシーの事を色々と質問するので「(さくだ)さんも介護タクシーをやりますか?」お誘いなのか、介護タクシー独立開業を勧められているのか。母をワンボックスの福祉車両での移動中、終始、車内では介護タクシー業界の話題ばかり。

「この仕事を始めた頃は、移動サービスの依頼は少なかったが最近は、病院から依頼がありぼちぼち運営出来るようになった」独立起業したては、そうでしょうね。「介護タクシーは独立起業する人は多いが…辞める(廃業)人も多い」「何故ですか?」「理想と現実にギャップがあるみたい」「介護車両の運転だけと思っている」「介助の難しさを知らない」「患者(利用者)の身体状態の悪さに驚く」「神経を使わないといけない」などの理由がある。また利用者以外の点では「住宅環境(狭い階段)が整ってないからの移動」「病院側も電話では患者の詳しい情報提供は無い」「病院に到着してから(患者)状態を説明される」「末期の患者だった」どうして詳しく教えてくれない?「電話で伝えると移動サービスを断われるから」なるほど、納得。

「介護タクシーを辞める理由にもう一つある」Iさんは続けた。「私の一つ上の先輩たちは身体的に持たない理由で辞めていく」車椅子に乗る利用者を2階から階段から運転者1人で降ろさないといけない場面がある。ちなみにIさんは50歳。人は50代を境に身体的な衰えを実感する。

私も一時期、介護タクシーの独立起業を考えた時もあった。しかし介護の現場から退き、身体的な衰えを実感してドライバーとしての活動は厳しいと断念した。

私が選択したのは、身体を活発に使う活動ではなく、講師、カウンセラーなどの講話、口話をメインとした活動やPCやスマホを活用したIT関連(ブログ、SNSなど)の仕事を選んだ。

身体的な衰えを感じる前に対策を考えたいものです。それは、昨日、今日と直ぐに出来ることではないので、若い頃、肉体的に自信あるときから、準備、学習、練習、習得、自己投資しておく必要があると思います。今からでも決して遅くはない。5年先を見据え、考えて行動したいものです。

ABOUTこの記事をかいた人

1963年生まれ 一級建築施工管理技士、介護福祉士・・・青年期は、電子工学を学びコンピュータの魅力にハマる。 成人期は、建築関連の仕事に就き、2004年に自身で設計・確認申請・施工しマイホームを建てる。中年期は、介護・福祉の現場を経て関連のセミナー講師、ブロガーとして活動。