興味のあるものには、「やってみる」「ためしてみる」のが好きな、ともきちです。私は家で過ごすことが好きで、外にでて他者との交流が少し苦手。
そんな私とは真逆なのが、女房。家でチョコちょこと動き周り、じーっとするのが出来ない性分のようでまた他者との交流が好きな社交的な人である。
そんな彼女は13年前に介護関連事業の会社を立ち上げた(当時彼女は37歳)。高齢者向けデイサービスの運営をメインにしている会社の社長である(機会があれば、彼女の話を詳しく書こうかな…)。今回は、その会社での出来事を記事にしようと思う。
努力している姿を誰にも見せない
通所介護事業所で、パート働いているAさん(女性)から相談したいことがあると、昨日のお昼ごろに電話があったらしい。
Aさん「皆さんに迷惑をかけるので、仕事…辞めようかな…と思ってます… 」
社長「えっそうなの?」
3分間ほどAさんの話を聞いていたが、お互いの表情もみえないので、お茶しながら話し合うことになった。
と訊ねた。会社を経営して13年間、離職する職員を何度かみてきた、Aさんの本音は他にあると察しての質問だ。
その後もAさんの心の内を聞いていたが、ひょんなことから資格の話になった。
Aさんは、資格を持たないで介護職員として働いていました。※デイサービスでの介護職員は、資格経験不問。
Aさんは昨年、「認知症サポーター」の社外研修を受けて、他の事業所の職員と接し『介護の資格を取らないといけない』と感じたらしい。
また、同期で入った男性職員も通信教育で介護の資格を取得する目的で現在、受講中。それも彼女がやる気をだした要因の一つであるらしい。
Aさんは、お子さんの世話を旦那さんに任せて、週一回の講義を自宅から約15㌔離れた教室に通っているらしい。
旦那さんも理解を示して、「資格は持っていたほうが良い」と後押しをし、学費を半分負担してもらったと話す。
会社を辞めることの話は別として、見えないところで努力しているところが、なんとも素晴らしい。学校に通っていることは、同期や職場の上司にも話してはいない。社長はそのことで感動したらしく、私も話を聞いて少しウルっとした。
やりたいことがあれば行動してみる
思い立ったら吉日で、「これがしたい」と思うときにしないと、人は、なかなか行動に移せないもの。また、「今から始めてもな~歳だし…」という人もいる。がしかし、今から始めれば、1年後にはある程度出来て、形になるものだ。
Aさんも介護の学校に通う1年前は、介護の知識はあまりなかった。それが、あるきっかけのおかげで介護職員初任者研修を受ける気持ちが持てた。もし、あの時何も感じず、行動しなければ、今も変わりなく普段どおりの生活を送っていたはず。
今に変化を起こせば未来が変わるということをAさんが実証してくれた。
気づいたこと・感じたこと
自分がやりたいことに、自分で言い訳をする5つのパターン
①「歳だから」「始めるには遅い」…よく耳にするフレーズですね。私も若い頃良く言ってましたよ~不思議なものですね。歳を重ねて時間の有難さを感じて「今、始めないと時間がない」と思うようになった。
実際は、年齢は問わない。年齢を気にしていたら何もできない。60歳からパソコンを始め、アプリ開発者になった、若宮正子さんの物語アイ・ガット・ウィング、自由になった私を読んでみて
②「女だから」「男だから」…これも良く聞きますね~でも最近では、男女関係なく仕事も趣味も出来る時代。
性別に関係ない。男女平等である。
③「子供がいるから」「誰もやっていないから」…これも言い訳。小さな子供がいても出来る。実際に、うちの女房は末の子が生まれて6ヶ月後に起業した。
立場や世間体を気にしない。既婚者であれば、まずはパートナーと相談する。
④「仕事が忙しい」「時間がない」…これはよく聞くし、私もよく言っていた!
テレビを見ている暇があれば時間は、たっぷりとある。行きたくないの飲み会に参加するより、自分のやりたいことをするべし(グサッと胸に刺さるぅ~)。時間は無限ではない限りがある。
⑤「俺には才能が無い」「〇〇だからできるのよ」…これもよく言われるフレーズです。「貴方だからできるよ」と言われたら嬉しけどね(優越感)!
やりたいことに気づくことは才能である。誰でも最初から出来る人はいない。続けるから能力は身につく。
そんな言い訳ばかり考えないで、まずはやってみる!それしかない。
やりたいことを実際に試してみないと、自分に才能があるのか分からない。
続けることが出来るか、出来ないかは、自分も知らないし誰も知る由もない。
自分に合わなければ、また違うことを見つけて挑戦すれば良いだけだ。
昔を思い出す。昭和のあの頃…
ドリフターズ、いかりや長介の名ゼリフ