車中泊と聞くと、、、「寝台作りが面倒だ」「狭い車内に物(ベッドのパーツ)を積み込むスペースがない」「気軽に泊まれない」、、、これからご紹介するシートセッティングは超簡単で車中泊が楽しめます。
現行(もう旧型になりますが・・・(^^;)の軽自動車の中でもっとも小さいアルトHA36で寝台・ベッドマットいらず、の簡単シートセッティングの説明と実際に足を伸ばして寝れるのかを検証してみました。
シートセッティング
①助手席のシートを目一杯、後ろにスライドさせる。
ネットで「アルト 車中泊」で検索すると、シートセッティングの多くはシートを前にスライドさせ、後部座席の背もたれを倒しフラットにする。多くはベッドマッドを敷くなどの方法がとられている。空間は確保できるが、寝床をフラットにするためべニア板を加工したりなど、面倒である。
②足置きを設置する。
③踏み台の面にクッションを敷く。
足置きは、折り畳みの踏み台でも良いし、木製の踏み台でも良し。車の床の段差を利用し、斜めに設置するのがミソ・・・寝た状態でツマ先がダッシュボードの下部に当たらないよう、できるだけ空間を確保するために斜めの設置は必要。
④クッションが滑らないようガムテープもしくは両面テープで貼り付ける。
がちがちにテープを貼る必要はなく2か所程度で良いと思います。
⑤シートの背もたれを倒し、枕も設置してみました。
⑥座面にもクッションを敷しく。
背もたれとの段差を軽減させる。少しでも腰の曲がりを少なくさせることで快眠につながる。
⑦完成
⑧簡単にセッティング完了、横になってみました。
⑨ちなみに私の身長は172㎝。足元も空間があるので、眠りには影響なし。
⑩イメージイラスト
実際に1泊しての感想
足置きを斜めに設置することで若干、膝が曲がる。今回の車中泊でトイレ覚醒が3度ありました(普段から2~3時間ごとにトイレする)。このシートセッティングでは寝返りは難しいので目が覚めた時にストレッチすることをおススメします。エコノミークラス症候群の予防になります。
予防のためには・・・
- ときどき、軽い体操やストレッチ運動を行う
- 十分にこまめに水分を取る
- アルコールを控える。できれば禁煙する
- ゆったりとした服装をし、ベルトをきつく締めない
- かかとの上げ下ろし運動をしたり、ふくらはぎをもんだりする
- 眠るときは足を上げる
足が下がった状態が長時間になるので、たまに足をダッシュボードの上に置き寝ることもしました。
車中泊で気を付けなければいけないのは、エコノミークラス症候群以外に、、、寒い冬、暑い夏の期間にエンジンをかけっぱなしでエアコンをかけることになる、、、駐車場所によるが排気ガスが車内に入り込み一酸化炭素中毒を起こす可能性があります。車中泊するベストな時期は春や秋。エアコンをかける必要がない季節で行うことが良いと思います。少し窓を開けて換気をして安心安全に車中泊を楽しむことが大切です。
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