人間という生き物は、とかく難しく考える習性のようだ。
自転車や車椅子のタイヤが萎むとやれ「パンクだ!」だの「チューブ交換だ!」や「タイヤの劣化が原因か」等と考えてしまいがち。私も(タイヤが劣化しているから空気が漏れているのだ)と思い込み、近くにあるホームセンターの自転車販売コーナーへ駆け込む。
車イスのタイヤがパンクしてしまい。チューブを探しているのですが、16×13/8のチューブってあります?
と店員さんに問う。
申し訳ありません。あいにく(このサイズ)在庫が切れておりまして…お客様、失礼ですが虫ゴムを確認されましたか?
いや、虫ゴムとは何の虫?
こういう物なのですが…
と店員さんが渡してくれたのが
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タイヤ(チューブ)の空気もれと思ったら、まずはバルブに取り付けてある虫ゴムの劣化を確認してください。そこから空気がもれる場合があります。
なるほど、そういえば空気を入れた時にスカスカ感があったな…まずは虫ゴムを交換してみます。
虫ゴムを購入して自宅へ戻り、急いで虫ゴムをチェック!
車イス本体 バルブ部分 虫ゴムがない!
バルブを取り外してみると虫ゴムが…ないではないか⁉
古い虫ゴムの残骸を取り除く 新しい虫ゴムをプランジャーにかぶせる プランジャーの根元まで押し込む バルブにプランジャーを入れる バルブを閉める
最後に空気を入れて、虫ゴム交換終了。
タイヤに空気入れ
今回、購入した虫ゴムセットのメーカーはサギサカという社名。アマゾンでは下記の表記で販売されております。
タイヤのパンクを疑う前に虫ゴムのチェックをお忘れなく。